日系企業A2Aタウン(カンボジア)は、プノンペンから北西に約110キロのキリロムで、5つ星ホテルの基準に則ったリゾート開発に300万ドルを投資する計画を発表した。
同社の猪塚武社長は、「会員制リゾートプロジェクトの販売開始は2017年を予定しており、来年の建設開始予定から完了までに1年を見ている」とクメール・タイムズに語り、プロジェクトについて、「各ユニット85平方メートルの3階建で、収容人数は、5〜6人。計18ユニットを販売する。我々は自身で建設チームを持っており、迅速なプロジェクト遂行が可能だ」と述べている。
同氏は、「会員権は2万ドルで45年間有効。メンバーは年会費400ドル、サービスフィー1日30ドルで、年間26日間滞在することができる。VIP会員になると、特別なチェックインも可能だ」と付け加えた。
このプロジェクトは、政府から長期で借り受けた2000ヘクタールの土地、Vキリロムの一部で、同社のビジネス開発マネージャーは、「ホテルは、キリロム国立公園の斜面に位置しており、リゾート自体が会員限定のため、夕焼けや山々の美しい景色を静かに楽しめる。また設備も5つ星ホテルに倣う予定だ。 優れたサービスと緑豊かな環境でのリラックスを求める国内外の裕福な人々をお客様として想定している」と話す。