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  • 2016年6月10日
  • カンボジアニュース

ミスタードーナツ、カンボジアのドーナツチェーン「ビッグアップル」を買収[日系]

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(c)Khmer Times

 カンボジアやマレーシアのドーナツチェーン「ビッグアップル(BIG APPLE)」を、ミスタードーナツ等を日本国内やアジア地域で展開するダスキン(大阪府)が買収する。

 ビッグアップルの運営会社である、ビッグアップル・ワールドワイド・ホールディングス(Big Apple Worldwide Holdings Sdn. Bhd.=BAWH)は、売上高9億円、営業利益7千万円、純資産1億円、関連会社12社を持つマレーシア系企業だ。ダスキンは株式90.0%を取得し、同社を連結子会社化することを決議した。

 ダスキンは、既にマレーシアにおいてミスタードーナツを展開しており、40歳代を中心とするファミリー層に支持されている。また、BAWH社「ビッグアップル」は、若年層に支持されており、互いに補完しあうブランドとして共存できるとしている。

 また、BAWH社が持つマレーシアにおけるビジネスのノウハウと、ダスキンが持つフランチャイズビジネスによる多店舗化のノウハウの融合により、購買・物流面での効率化が図られるとしている。

 カンボジアには先月、ビッグアップルの基幹店からわずか50mの距離に米国発祥のドーナツブランド「クリスピークリームドーナツ」が旗艦店をオープンした。ビッグアップルはこれに備えるため、国内での地位の強化を目的に、4月に4店舗目の営業を開始している。

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