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カンボジア国立銀行(NBC)とシンガポール通貨金融庁(MAS、中央銀行に相当)は4日、タイで開催されたASEAN会議で、フィンテックにおける二国間協力を強化するための覚書に署名した。クメールタイムズ紙が報じた。
新興市場の動向、規制上の問題に関する情報共有し、国境を越えた協力を促進するための共同トレーニングセッションを実施予定だ。
NBCのネウ・チャンタナ副総裁は、「この覚書は二国間の金融協力におけるさらなる一歩を示すものだ。これにより、支払いシステムを含め金融包摂が促進される」と述べた。
フィンテックとは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指す。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つだ。