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カンボジアの国会は11日、鉱業法改正案を承認し、抗争事案を裁判所に提出する代わりに、処罰または罰金を課す権限を職員に与えることを許可した。先週の本会議で112人の議員により承認された。プノンペンポスト紙が報じた。
2001年に起草された既存の鉱業法は、問題の厳格さや違反の規模に関わらず、すべての鉱業に関する抗争事案を裁判所に送るよう求めてきた。しかし改正後は、鉱工・エネルギー省が最初に罰金や処罰を課すことを可能にし、再犯の場合は省庁の職員が裁判所に訴状を提出する可能性がある。
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スカイマウンテンビュー・インベストメントは5月30日、カンボジアの沿岸部の都市、シアヌークビルで1億900万ドルのプロジェクトの建設を開始した。クメールタイムズ紙が報じた。
スカイマウンテン・ビジネスセンターとスカイマウンテンビュー・ホテルは、3つのフェーズで完成を予定しており、第1フェーズでは1233万ドルをかけて12階建ての商業ビルを、第2フェーズでは1500万ドルをかけて25階建てのホテルを、最終フェーズでは8160万ドルをかけて33階建ての建物を2つ建設する。
同プロジェクトは、シアヌークビルの経済活性と、地元住民の雇用創出に繋がる。第3フェーズの建物については、詳細は明かされていない。
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日産は5月28日、新型の多目的スポーツ車(SUV)「テラ」のフィリピンでの販売を発表した。同車両の販売は、4月の中国に続き世界2番目で、2018年度内にはタイとインドネシアで発売する予定。カンボジアや他の東南アジア市場もまもなく続くという。クメールタイムズ紙が報じた。
ラテン語で「地球」を意味するテラは、7人が座れる広々とした中型SUVで、トップクラスのエンジンと運転性能を誇り、都市やオフロードでの走行に最適だという。
テラはタイの日産工場で生産され、東南アジアのSUVや新型車の需要喚起を促すとされる。
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閣僚理事会は25日、最低賃金法案と労働法の改正案を承認した。プノンペンポスト紙が報じた。
最低賃金法案の法案は、閣僚理事会で承認される前、労組、雇用主、政府による三者会議で3回議論され、国会の議論でいくつかの条文が削除され、承認された法案はわずか31箇条のみで構成されている。
しかし、カンボジア労働組合連合(CATU)のヤン・ソフォーン会長は、「閣僚評議会に提出される前の、法案の最終版は見ていない」と主張した。また、同氏は、「最終法案は提出前に明らかにされておらず、私たちは心配している。労働者に利益をもたらすことができない内容になっているかもしれない。政府は労働者の権利と利益を考慮してほしい」と語った。