カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  カンボジア当局職員によると、タイ当局は公印と原産地証明書の偽造を懸念し、タイへの農業輸出を国境でブロックしているという。これに対しカンボジア商業省は、タイ側との話合いを8月末までに行う声明を発表している。  バンテイメンチェイ州の商工会議所会頭は、「国境沿いの輸出業者が問題を引き起こした」とクメール・タイムズ紙に語り、「タイでの需要があるにも関わらず、この問題は10日間以上続いており、製品への影響が心配だ」と付け加えた。  タイ大使館の統計によると、今年1月~4月のカンボジアとタイの二国間貿易は、前年同期の20億ドルに比べ、15%減の約17億ドル。内訳は、タイからの輸出が、20%減の約17億ドルから約13億ドルに。タイへの輸入は、約312万ドルから12%増の350万ドルだった。
    • 経済
        2016年9月2日
      タイ バンテイメンチェイ州 物流業 不正 国境
    •  カンボジア商務省とマイクロソフト社が今週火曜日に覚書を締結し、カンボジアの情報通信技術(ICT)分野で協力すると合意した。クメールタイムズ紙が報じた。  覚書の内容は、具体的な協力スケジュール作成のための協議や、協力内容の実施に向けた努力などについてだ。  同省大臣のパン・ソラサック氏は覚書締結後、カンボジアでのICTの重要性について触れたうえで、「今回の協力はICT分野の発展に寄与するだろう。多くのイベントを通して、情報技術の取り入れやウイルスフリーのソフトウェア利用の促進、サイバーセキュリティに関する教育、最新情報技術の紹介などを行う予定だ」と語った。  パン大臣によれば、同省とマイクロソフトはオンライン同時通訳サービスの提供によって言語障壁を解消できるアプリケーショ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月11日
      商業省 IT マイクロソフト ICT パン・ソラサック
    •  観光省は中国からの観光客を呼び込む目的で、ビジネス・観光業関係者に対し中国の通貨・人民元を受け入れるよう促している。  カンボジアデイリー紙によれば、観光省は5月下旬に新戦略を発表し、2020年までに年間200万人の観光客を中国から呼び込むことを目標とした。  一方で、アクレダ銀行のイン・チャンニーCEOは、「人民元をビジネスで使用できるようにするのは難しいだろう。米ドルと比べて人民元の流通は限られている。政策自体はいいが、特に通貨の受け入れに左右される小売の現場では、難しい」と話す。  ほとんどの現地ビジネスも、リスクが潜在利益を上回っているとしてイン氏に賛同している。  プノンペン都内のある織物販売店のマネージャーは、「正直、良い案だとは思わない。米ドルについて ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年7月25日
      観光客 観光省 中国企業 アクレダ銀行 アンコールワット 人民元 華僑
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア・シェムリアップの観光名所であるクーレン山で、周辺の住民数百人が立ち退きを命じられることが分かった。プノンペンポスト紙によれば、クーレン山のユネスコ世界遺産登録を確実なものにするための施策だという。  シェムリアップ環境局の局長は4日、「国立公園の環境に影響を及ぼしているため、プリア・アン・トム周辺の約300世帯はすぐに違う場所へ移動してもらうことになる」と述べ、事実を認めた。  同局長によれば立ち退き計画はいまだ不明確で、具体的な日程は未決定だという。20年以上居住している人々に関しては立ち退きを命じないほか、転居先はクーレン山のふもと周辺で現居住地にほど近く、より広い土地が用意される予定だ。金銭的補償については言及さ ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年7月7日
      シェムリアップ クーレン山
    • (c)Phnom Penh Post  国土整備・都市化・建設省大臣のチア・ソパーラー氏はフェイスブック上で先週金曜日、カンボジアの低中所得層の環境改善援助を日本に要請したことを明かした。その一環としてプノンペンの「ホワイト・ビルディング」再建も含まれている。  「ホワイト・ビルディング」は1963年に低所得層向けに建設された集合住宅で、何百もの貧困世帯と小規模商店が入居しており、現在ではストリートアートの展示場としても使用されている。  カンボジアデイリー紙によれば、チア氏はフェイスブック上で日本側の対応については明かしておらず、カンボジア建設省も詳しい計画についてはコメントを拒否している。  ホワイト・ビルディングに1990年から住む40代男性は、「政府がここ ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年6月21日
      国土整備・都市化・建設省 貧困対策 チア・ソパーラー
    • (c)Khmer Times  国際NGO41団体が今週カンボジア政府に対し、カンボジア国民の人権保護と基本的自由の促進を求める共同書簡を提出した。  クメールタイムズ紙によると、「政府によって多くの市民団体が『カンボジアの安定を脅かす存在』と見なされている」という内容で、外務国際協力大臣のプラック・ソコン氏へ宛てられたものだ。  書簡では、「人権に関する国際憲章にならって、カンボジア国民の人権と基本的自由を保護・推進・尊重し、不当逮捕がなくなることを保証」するように求めており、昨今の市民団体や政治的敵対勢力への弾圧の動きに反応したものだ。  こうした国内外からの訴えの一方で、フン・セン首相はカンボジアの政治状況が危機にあることを否定し、諸外国に対して内政不干渉 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年6月11日
      閣僚評議会 NGO 救国党 ケム・ソカー 外務国際協力省 プラック・ソコン 人権
    • (c)Phnom Penh Post  マレーシア系縫製工場、グローバルアパレルリミテッドが、受注不足を理由に今年10月までの工場閉鎖すると発表した。  同社スタッフによると、「ベトナム、バングラデシュとは特に競争が激しく、生産性を比較した場合、我々は他国よりも低い」と、低コストで生産性の高い他国との競争に直面していたと言う。また、「工場を10月以降も稼働しようとした場合、労働者に賃金を支払うことができない」と語る。  労働者運動集団連盟(Collective Union of Movement of Workers=CUMW)の関係者は、「会社の主張を完全に信じられない。多くの企業が賃金や税金の支払いから逃れるために閉鎖し、新しい場所で再稼働させる」と述べた。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月4日
      縫製業 労働組合 労働者 労働問題
    •  カンボジア中央銀行(NBC)は4月26日に発表した報告書で、カンボジアの経常収支赤字が2015年第4四半期においてGDPの11.5%相当、5億4200万ドルであったと述べた。 経常収支赤字は、動産の赤字残高24.5%増および当期純経常移転の黒字が34.7%減となったことに起因し、前四半期より約 1億2100万ドル増加したが、ネットサービスの黒字22.8%増と当期純利益9.2%減で、一部相殺された。
    • 経済
        2016年4月28日
      カンボジア中央銀行 NBC GDP
    • (c)Phnom Penh Post プノンペンポスト紙によると、カンボジアでの日産自動車の独占販売権を巡って、法廷闘争を行うことが明らかになっている。 ナリタ・モーターケア・カンボジア社(Narita Motorcare (Cambodia) Co Ltd、以下:ナリタ)は、2005年にインドシナ半島一帯で日産車種の独占販売権を取得していたデンマークのケア・グループ(Kjaer Group、以下:ケア)からカンボジアでの独占販売権を譲渡されていた。 しかし、2009年にケアの撤退の折、日産自動車の販売権がマレーシアで自動車販売、マーケティング業を営むエダラン・タンチョン・モーター社(Edaran Tan Chong Motor Sdn Bhd、以下:ETCM)に移り、 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年4月2日
      自動車 日産
    •  国営通信社AKPは、マレーシア資本のパークソン社(Parkson Holdings Bhd)が、国際基準の商業施設「パークソン・プノンペン」を建設中で2015年末にオープンの予定だと伝えた。  パークソンはカンボジアにとって2番目の国際基準のショッピングモールとなる予定で、この事業はハッソン・カンボジア社(Hassan (Cambodia) Development Co. Ltd. (HCD))とCBRE社の合弁事業である。  予定されているショッピングモールは7階建てで、当初はプノンペン国際空港前に建設を予定していたが、その後同じロシア通り沿いの国防省前に予定地を移した。  パークソン・プノンペンでは、服飾、玩具、ボーリング場、ジム、カラオケ、サウナ、書店、薬局など、海 ... [続きを読む]
    • 経済
        2014年10月11日
      小売業 ショッピングモール パークソン
    • (c)Khmer Times カンダール州の農業部の担当者は、野菜を中心とする農産物の基準と品質を向上させるための施設を州に設置すると発表した。クメールタイムズが報じた。  担当者によると、その施設は株式会社林田産業の現地法人、林田インダストリー(Hayashida industry co.,ltd)から資金提供を受けて操業を開始する予定だという。  同氏は、「州の農業部門が施設の運営を監督し、最初の段階では農家に対して契約農業として有機野菜を栽培するような取り組みを行なう」と語った。同省は現在、このプロジェクトをさらに発展させるため、日本国大使館とカンボジア商工会議所(CCC)に協力を要請しているという。  CCCの責任者は試験的プロジェクトであると語り、「この ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年9月27日
      カンボジア商工会議所 農業 林田産業
    • (c)Phnom Penh Post  シンガポールの石油・ガス会社のクリスエナジー(KrisEnergy)は、カンボジア政府の承認を取り付け、生産物分与の同意に向け準備していると発言した。プノンペンポストが報じた。  同社のカンボジア支社長であるケルヴィン・タン氏は先月29日、タイ湾岸の海上油田鉱区「ブロックA」からの海洋石油とガスの抽出を行う契約は確定したと説明。同社は4709平方キロメートルの海洋石油の95%を、カンボジア政府が残りの5%を所有するという。  タン氏によると、同社とカンボジアの鉱工・エネルギー省は生産物分与の承認をしているものの、すべての当事者が関連する契約に調印した時点ですべてが確定するため、同社は政府の決定を待っているところだという。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月4日
      鉱工・エネルギー省 原油 クリスエナジー メン・サクティアラ 油田開発
    • (c)The Cambodia Daily  先週土曜日、警察などがプノンペンの国立病院の前で、カナディア銀行のATMを爆破した強盗と思われる者を追跡したが、手ぶらで逃れたとカンボジアデイリー紙が伝えた。  警察署長曰く、爆破は深夜過ぎに突然発生し、機械の外部は完全に破壊されていたという。  国家警察のウェブサイトに掲載された報告によると、セキュリティ映像に男性がATMに近づき爆発物を装着、起爆装置に点火した映像が残されているという。その10分後にATMは爆発した。しかし、現金が保管されていた金庫には被害は無く、容疑者は現金を盗めなかった。事件発生時は当番の警備員は寝ていたという。  カナディア銀行はこの件に関して、コメントを残していないが、行内では会議が行われ、 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年3月22日
      商業銀行 事故 カナディア銀行 事件 ATM
    • (c)Khmer Times  「中間所得層夫婦をターゲットとしたプノンペンの都市生活プロジェクト」と名づけられた2500万ドルで12階建てのコンドミニア建設計画に地元投資家からの投資が行われたとクメールタイムズ紙は報じた。  建設計画を行う不動産開発会社のアーバン・リビング・ソリューション社は、地元パートナーとの共同事業として、2500万ドルの費用を投じ、プノンペン都南部に位置するミーンチェイ区の8000平方メートルの土地に、12階、700室のコンドミニアムを今年4月から建設開始予定と話している。一部屋50平方メートル、3万5000ドルという中間所得層が購入可能な価格。  カンボジア不動産協会(CVEA)のキム・へアン会長は、この新たな開発を歓迎する一方で、ミーンチェ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月16日
      不動産業 ボレイ コンドミニアム カンボジア不動産協会 ミーンチェイ区
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース