カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  今月9日に殺害された反政権運動家ケム・レイ氏の今週日曜日に行われる葬儀ルートに関して、プノンペン都庁とケム氏遺族とが合意に達した。  葬儀ルートはワット・チャからチュロイチョンバー橋、モニボン通り、ロシアン通りなどのプノンペン都内を経てタケオを最終目的地としており、ケム氏の遺体とともに朝7時から行進が行われる予定だ。  行進中も車両の通行が許される。  プノンペン副知事のコウン・スレン氏によれば、行進中はプノンペン都内で警察が警備にあたることになっている。  ケム氏殺害の容疑で逮捕された男は、動機に関して、貧しい人々に又貸しするために3000ドルを男から借りており、返さなかったことによる金銭トラブルだと主張しているが、亡くなっ ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年7月23日
      汚職 不正 反政権運動家 ケム・レイ 人権問題 殺人 コウン・スレン
    • (c)Khmer Times  カンボジアは7月16日バンコクで、他6か国のASEAN加盟国、タイ、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、タイと共に、今後2年間、地域の砂糖産業をサポートし、グローバルな競争力を高めるためのASEAN砂糖同盟(Asean Sugar Alliance=ASA)を形成する合意に達した。  7月19日のミャンマー・タイムズの報道によると、ASAは、1984年にタイで制定された「さとうきび及び砂糖法」に基づき、農家や製粉業者間で収入シェアを行い、また、業界ボードや緊急時資金の制定は、価格ショックや気候変動に対するクッションとなるという。  ASAの前身は、AECの砂糖部門を強化するため、2012年11月 にタイ、フィリピ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月21日
      農業 貿易 ASA ASEAN砂糖同盟 シュガー 砂糖
    •  先週木曜日、オーストラリアからの肉牛2766頭がシアヌークビル港に初入荷した。  カンボジアデイリー紙によれば、船はシアヌークビル自治港に停泊し、肉牛は3時間以内に食品流通会社SLNミートサプライズの施設へと運ばれる予定だったという。  同社マネージングディレクターのホー・シム・リアン氏によれば、入荷した肉牛は屠殺後1キロあたり10~20ドルの価格が見込まれる。これは国産牛肉よりも高額だが、輸入の冷凍牛肉よりは40%安価である。  同氏は、「カンボジア国内で加工された牛肉は輸入物よりも安くて新鮮なので、中間層や低所得層にも手が届くだろう」と語る。牛肉は衛生的に保管され、冷蔵車で全国のスーパーマーケットやレストラン等へ配送される。  SLN社へ出荷したフロンティアイン ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月21日
      食品加工業 畜産業
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアの最大手財閥ロイヤルグループの子会社、ヨン・シェン・グローバルトレーディング(Yong Sheng Global Trading=YSGT)は、6月7日、ポスコSSヴィーニャ(本社・ベトナム)の建設資材を独占販売権を取得するため、パートナーシップ契約を締結した。ポスコSSヴィーナは、韓国の鉄鋼大手ポスコグループの鉄鋼会社だ。  これにより、ベトナムから輸入するポスコSSヴィーナの鉄鋼製品の全てに対して完全な権利を所有することとなる。なお、YSGT社が建設サプライヤーは今回が初めてではなく、タイのセメントメーカー業界3位のTPIポーリン(TPI Polene)とも提携している。  大手建設資材会社の役員は、「鉄鋼は主にタイ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月14日
      建設業 サプライヤー 建設資材 ロイヤルグループ 鉄鋼
    • (c)Khmer Times  政府の税収が今年の5か月間で7億6300万ドルと、前年同期に比べ約22%の大幅な増加を見せた。  関税消費税総局のクン・ニム総局長は、「今年5月の関税消費税は、昨年5月に比べて10%増の1億4600万ドルに達し、2016年最初の5ヶ月間で、既に税収計画の約46%に達しており、先月関税と物品税の見直しを6月8日の会議で指摘した」と話したとクメールタイムズ紙が報じている。  カンボジアの税は、利益税、給与税、付加価値税、物品税、個人所得税があり、2011年に新しい固定資産税が導入されてからは、GDPにおける年間税収の割合が増加し、収益の大部分は付加価値税、輸入関税と消費税を含む間接税から来ている。  カンボジアが主催したASEANの税関 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月12日
    • (c)Phnom Penh Post  韓国の総資産額第2位のウリィ銀行が、カンボジアのマイクロファイナンス機関(MFI)業界首位、プラサックの株式の半数を取得しようとしていることを、プラサックCEOのシム・セナチート氏が認めたとプノンペンポスト紙が報じた。  シム氏は詳細の発言は避けたものの、韓国メディアは6日、ウリィ銀行が他の韓国銀行を退けて優先入札者となっていると報じた。入札額は明らかにされていないが、プラサックの年次報告によれば、昨年末時点での総資産額は10億ドルに上る。  カンボジア中央銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は「NBCはすでに候補となる3銀行を承認している。チア氏はプラサック株主に決定権があると話すが、実際にはNBCの承認が物を言うことになる」と述 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月9日
      MFI 商業銀行 韓国 プラサック サタパナ銀行 ブン・モニー
    • (c)Khmer Times  4日、米国に拠点をおくコールドストーンクレーマリー社がプノンペン都内のトゥールコーク区に1号店をオープンする。  同社は、1988年に米国アリゾナ州で設立され、今では世界中29か国、1500以上の店舗を展開している。カンボジアでは昨年10月にTH F&B株式会社がフランチャイズ権を取得し、オープンに至った。  2か月後にボンケンコン地区に2号店を、その後プノンペンの他地区やシェムリアップへ進出し、今後5年以内に15店舗まで拡大する計画とクメールタイムズ紙が報じている。  「着色料、化学薬品不使用のアイスクリームを米国から輸入し、20種類以上のフレーバーと20種類以上のトッピングによりカスタマイズも楽しめる。コールドストーンはスタッフ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月5日
      飲食業 カフェ アイスクリーム
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア第3位のマイクロファイナンス機関(MFI)、サタパナがマルハン・ジャパン銀行との合併手続きを完了した。  プノンペンポスト紙によると、サタパナのCEO、ブン・モニー氏は、全ての株主の合意が必要であり、手続に12か月、カンボジア中央銀行(NBC)の承認を得るのに3、4か月と道程は容易では無かったが、今後は商業銀行のサービスを提供しながらマイクロファイナンスのサービスを継続し、国内外への融資に強みを見せたいと述べる。  サタパナは1995年にNGOとして設立され、2003年にMFIのライセンスを取得した企業で、2008年にカンボジアで創業したマルハン・ジャパン銀行が2012年にサタパナの95%のシェアを取得している。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年4月5日
      カンボジア中央銀行 NBC マイクロファイナンス MFI ブン・モニー
    •  日本の総合病院が2016年1月にプノンペンのチョロイチャンバー区で開院する。  開院を予定しているのは日本で脳神経外科病院として豊富な実績を持つ北原国際病院で、これまでタイやベトナムの総合病院の進出はあったものの、日本の総合病院の進出はカンボジアにとって初めてである。北原国際病院はこの総合病院進出計画の準備として、2012年にカンボジアにて小規模クリニック開院していた。  計画では総合病院の開院に当って約30人の日本人医師が本病院に派遣され、同時にカンボジア人スタッフの一部は日本の北原国際病院にて研修を行うとしている。北原国際病院代表の北原茂実氏は計画について、「カンボジアは北原病院がアセアンで初めて投資する国だ。今後、ラオスとベトナムにも進出する予定だ」と述べている。 ... [続きを読む]
    • 日系
        2015年2月15日
      病院 医療産業 北原病院 サンライズジャパン病院 チョロイチャンバー
    • (c)Khmer Times  27日、内務省は犯罪の取り締まりや政府の成果に関する放送に焦点を当てた新しいテレビ局、NICE TVを開設した。クメールタイムズ紙が報じた。  NICE TVは、内務省と中国企業のナイス・カルチャー・インベストメントグループ(NICE Culture Investment Group)との共同設立となっており、4月に試行開始し、27日に正式に開設されたという。テレビ局には900万ドルが投資されており、その内訳として、300名のスタッフが務める7階建ての本社建物に300万ドル、設備に400万ドル、その運営に200万ドルとなっているという。  情報省のキウー・カニャリット大臣は、NICE TVについて、国内で23番目に設置されたテレビ局であり ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月28日
      中国企業 メディア テレビ
    • (c)Khmer Times  クメール正月に向けて、ノロドム・シアヌーク王のご生誕記念日を祝し、およそ400人の囚人が刑期より早く釈放されるか、または減刑を受けることがわかった。クメール・タイムズ紙が報じた。  法務省の担当者によると、17の州で、24人の女性を含む391人の囚人が恩赦を受けるという。担当者は、「有罪判決を受けた77人の囚人が全員解放され、300人以上が6か月間の刑期の減免判決を受ける」と話した。  内務省の報道によると、カンボジアには現在2万1989人の囚人がおり、これには、1781人の女性、903人の未成年者、そして927人の外国人を含んでいる。
    • 社会
        2017年4月5日
      事件 事故 刑務所 警察 犯罪
    • (c)Khmer Times  最低賃金関連法草案についての会合が29日開かれた。クメールタイムズ紙によれば、組合側は草案に不満を抱いている一方、政府側は来年始めにも通過すると主張した。  60人以上の政府関係者、労働組合、雇用主が参加した三者会議で議論が行われた。  カンボジア労働組合総連合のファ・サリー代表は、「多くの条項が不十分だ。労働組合を制限するためのもので、例えば最低賃金決定額への反対を扇動または示唆しただけで、2500ドル以下の罰金に処せられる」と述べた。  一方で労働省の広報担当は、「この法律は労働者と雇用主にとって有益だ。賃金決定と賃金交渉の適用が含まれているため、 両者がこの法律を支持してくれると確信している。関係者、特に投資家にとってカンボ ... [続きを読む]
    • 法律
        2016年12月2日
      労働職業訓練省 最低賃金 最低賃金関連法
    •  日本貿易振興機構(JETRO)の最新データによると、今年1~9月における日本へのカンボジアの総輸出額は9億3000万ドル、これは前年同期の約7億3000万ドルから20%以上増加し、大幅な上昇を見せた。  カンボジア商業省の広報官は、「この上昇は、日本政府が提供する特恵貿易と、両国間の関係拡大によるものだ」とクメール・タイムズ紙に語っており、「またコッコン経済特区は、日本人向けのオフィスがあり、日本企業がコッコンへ工場進出する重要なゲートウェイとして機能している。日本は、我々にとってアジアの中でも潜在的な市場で、生活水準は我々よりも高いが、彼らの日常のニーズに応えるため、消費者向け製品を提供することができる」と述べている。  10月に任期を終えた隈丸優次前日本大使は、離れる ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月11日
      商業省 JETRO 貿易 経済特区 コッコン州 生活水準
    • (c)Cambodia Daily  13日、プノンペン内のトゥクトゥクを呼び出すことができるアプリケーション、「PassApp Taxi」がローンチされた。App StoreとPlayストアから無料で入手可能だ。現在までに約200ダウンロードを記録している。  同アプリの提供会社は、メータートゥクトゥクを擁するEZGoと、独立・民主インフォーマル経済協会(Independent Democracy of Informal Economy Association=IDEA)と提携し、現時点で60人のドライバーを登録している。  開発者のポップ・ニモル氏によれば、同アプリを利用することでドライバーとの料金交渉の必要がなくなる。初乗り(1キロメートル)は一律3000リエルで ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月21日
      観光客 観光業 トゥクトゥク ウーバー EZGO
    • (c)Khmer Times  プレアシアヌーク州の不動産セクターが、観光業の成長と開発計画の増加により過去数年で著しい変化を見せている。  ラッキーリアルティのマネージングディレクターであるディット・チャンナ氏は、「シアヌークビルへの長期的投資は、デベロッパーにとって何の問題もないだろう。地価も手頃で観光産業と製造業も大きく成長している。これらの産業により需要を生み出すだろう」と語った。  同社の調査によれば、主要道路沿いの工場用地の価格は平方メートルあたり1000~1500ドルで、住宅地の地価は500~700ドル、海岸沿いの所有権付きの土地の価格は1000~1200ドルだ。  ディット氏は、「地価はすでに頭打ちで、しばらく変動がない。近隣諸国と比べても沿海部は ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月15日
      不動産業 シアヌークビル センチュリー21 チレク・ソクニム
    • (c)Phnom Penh Post  食品栄養学の国際学術誌「the International Journal of Food and Nutritional Science」は、国民の栄養失調を根絶するため、カンボジア政府はさらなる政策を打ち出すべきとの見解を示した。プノンペンポスト紙が報じた。  同研究によれば、発育不良の5歳未満の子供は、2010年時点の45%から2014年時点では32%に減少したものの、カンボジアの子供の死因の45%は未だに餓死だという。また、5歳未満の子供のうち24%が年相応より低体重と判断された。  カンボジアでは乳幼児の73%が亜鉛欠乏症で、71%が貧血、28%がビタミンA不足だという。また、労働している女性に関しても、忙しいために妊娠 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年10月1日
      病院 クリック 事件 餓死 栄養 栄養失調
    •  9日、コンポンチュナン州のビニール袋工場で労働者22人が集団失神した。地元警察の発表によれば、原因は電気系統の不具合によって爆発音が発生したためだという。プノンペンポスト紙が報じた。  爆発音は工場前の電柱に繋がっていたワイヤーの爆発によるものと見られているが、驚いた労働者が出口へ詰め掛け、互いに衝突しあったことが事態を悪化させたと考えられる。  近年カンボジアでは集団失神事件が複数発生しており、先月初めには縫製工場労働者49人が殺虫剤散布に失神する事件があった。
    • 労働
        2016年9月15日
      労働者 工場 集団失神 事故 事件 コンポンチュナン
    • (c)Khmer Times  プノンペン都が今週水曜日、カンボジア日本友好橋が来年初めに修復のため一時的に封鎖されると発表した。  都のスポークスマンによれば、封鎖期間は2017年1月から22ヶ月間になる予定だ。また、修復は日本の援助により行われる。また、封鎖後に予想される交通の混雑については回避方法を検討中だ。  2015年には、建設から50年が経過して構造に損傷の兆しがあったことから、日本からの専門家による橋のコンディションチェックのため、一時的に封鎖されている。  今年3月、日本はカンボジアへ1億8100万ドルを融資し、プノンペンからポイペトに繋がる国道5号線とカンボジア日本友好橋の修復、カンボジア地雷対策センターの地雷撤去活動を援助することで合意した。 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年8月12日
      カンボジア日本友好橋 ODA 交通渋滞