カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  電子決済サービスを手掛けるパイペイ(Pi Pay)は、中国最大のオンライン決済サービス、アリペイ(Alipay、支付宝)と提携することを発表した。これにより、アリペイを通じてパイペイでの決済を使用することが可能となる。プノンペンポスト紙が報じた。  パイペイは、カンボジア全域で16万8000件ダウンロードされており、トーマス・ポコルニーCEOは、「2020年までに年間200万人以上の中国人観光客が見込まれており、この提携は今回の提携は自然なことで、両国にとって相互利益がある」と説明した。  現在、パイペイが利用できるレストランやカフェ等はプノンペンを中心に約1400店まで増えており、来年初めからシェムリアップやシハヌークビルまで拡 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月21日
      モバイル決済 アリババ パイペイ アリペイ
    • (c)The Cambodia Daily  カンボジア野党・救国党(CNRP)は、CNRPが来年開催される国民議会選挙で勝利すれば、国内の全取引を1年以内に自国通貨リエルにすると発表した。カンボジアデイリー紙が報じた。  CNRPの広報官は、詳細な議論を拒否しているものの、カンボジア経済のドル化を批判しており、野党は初年度で米ドルから完全に脱却する戦略を実施すると述べた。これが実現すれば、米ドルの流通量が84%を超える現在の状況を大きく転換させるものとなる。  カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、「ドル化は金融改革を推し進める銀行の能力を制限する。CNRPによる1年間という期間は、一般市民の意識向上や為替レートの安定化、リエルでの税金の徴収など、リエル ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年6月14日
      通貨 リエル 救国党 カンボジア国立銀行
    • (c)Khmer Times  カンボジア商業省は16日、ユーラシア経済連合(EEU)との初めてのビジネスフォーラムを開催した。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省のパン・ソラサック大臣は、EEUが自由貿易協定(FTA)におけるカンボジアの輸出市場の可能性に関心を示しているとし、「カンボジアとEEU間の経済協力を促進するために、民間部門からの協力を集めなければならない」と話した。  EEUの政策執行機関であるユーラシア経済委員会の理事長は、「カンボジアとEAEUは強力な関係を急速に築いており、両国間の経済的関係が成長を続けると予想している」と述べた。カンボジアとEEU間の貿易額は昨年1億3500万ドルにまで達したものの、同氏は、「額は依然として非常に小さい」と付け加え ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月21日
      商業省 カンボジア商工会議所 ロシア パン・ソラサック リム・ヘン ユーラシア経済連合
    • (c)aubonpainthailand.com  飲食店のフランチャイズ展開などを手がけるタイのマッドマン社は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるオー・ボン・パン(Au Bon Pain)のフランチャイズ権を取得し、来年までにカンボジアで最初の店舗を開店する計画を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  オー・ボン・パンは1984年に創業した米国ボストンに本社を置くベーカリーカフェ形式のファストフードチェーン店。現在、カナダ、インド、韓国、タイ、クウェート、アラブ首長国連邦などで300店舗を展開している。  ベーカリーカフェ形式のブランドとして、カンボジアには既にシンガポール系のブレッドトークや韓国系のトレジュール、仏系のエリックカイザーなど ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年6月13日
      タイ 飲食業 カフェ オー・ボン・パン
    •  ミャンマーの国営製薬工場は、2018年初めに抗毒血清をカンボジアに輸出する予定だ。プノンペンポスト紙が報じた。  同工場は2012年から生産を行い、薬瓶12000本以上の保有する在庫から、ASEAN諸国に輸出することが可能になったという。 年間5万本の薬瓶をカンボジア、ラオス両国にそれぞれ輸出するという。  世界保健機関(WHO)によると、これまでカンボジアでは、効果的な抗毒血清の利用が困難だったため、蛇に噛まれた患者の処置が不十分だったという。
    • 社会
        2017年12月21日
      医療 医薬 病院 ミャンマー
    •  モンドルキリ州の保護区では、野生のゾウがキノコ取りをしている村人を殺したという。カンボジアデイリー紙が報じた。  環境保護係員らによると、8日、村人が隣人と数匹の犬とともに森の中を歩いていると、2頭の雌ゾウと3頭の子ゾウが現れ、ゾウは犬の鳴き声に驚いた様子だったという。  隣人の証言によれば、ゾウは吠える犬から子ゾウを守るため、犬を追って踏みつけようとしたところ、木の枝につまずいて転んていた犠牲者を踏んでしまったという。  ゾウはここ2年間のうち、数か月ごとに村の作物をだめにしてしまっており、地元の人々は当局への介入を要請していたと首長は述べた。  環境保護団体のワイルドライフ・コンサベーション・ソサエティ(WCS)によると、ここ5年間、カンボジアでゾウによって死ん ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年6月13日
      モンドルキリ州 事故 事件 ゾウ
    • (c)Phnom Penh Post  先日解党した救国党による政権交代活動に対抗するため、フン・セン首相は、息子であり国防省のダイレクターの、フン・マニット氏を筆頭とした、スパイ養成学校の設立を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  フン・マニット氏は、「諜報機関で兵士や警察を訓練し、機密情報の収集に努める。カンボジアは、悪意のある集団からの内外圧がある中でも、高い経済成長を維持している。政治的な競争は、これまでよりも激しくなるだろう」と述べた。  フン・セン首相は、「政府は、軍内外の様々な組織を使って『色の革命』を根絶する。スパイは情報を提供するだけではなく、偽の情報を見分け、ニュースを分析するためのスキルが必要だ。我々はあらゆる場所や組織で諜報部員を必要としてい ... [続きを読む]
    • 政治
        2017年12月21日
      国防省 警察 救国党 軍隊 フン・マニット
    • (c)The Cambodia Daily  国防省は、タイ当局がカンボジア国境を越えて武器を違法に密輸したとの供述を受け、捜査を進めている。カンボジアデイリー紙が伝えた。  「我々はこの問題を監視しており、国防省はこの問題に取り組んでいる」と閣僚理事会の広報担当者述べた。  タイのメディア、バンコクポスト紙は、武器の隠し場として見つかった自動車は、両親ともタイ人で、タイ人の妻を持つティア・バニュ副首相兼国防相とつながっていると主張している。  政府は、メディアの報道陣たちに対し、ティア大臣が違法武器取引に関与していないと主張し、報道を撤回し、訂正と謝罪を行うように呼びかけた。  この疑惑は、内務省の移民局で働くカンボジア人警察官、タイの空軍士官、そしてもう ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年6月13日
      国防省 タイ 内務省 ティア・バニュ
    • (c)Khmer Times  東南アジアにおける配車サービス最大手のグラブ(Grab、本社シンガポール)は12月19日、カンボジアで正式に事業を開始した。カンボジアでは、今年9月に米国ウーバー(Uber)がサービスを開始しており、これに次ぐ国際的企業の参入となる。クメールタイムズ紙が報じた。  グラブは既に、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーに進出しており、カンボジアは8カ国目となる。なお、当面のサービス対象エリアはプノンペンのみだが、今後は他の主要都市にも拡大する予定だ。  同社のタイ及びカンボジアのカントリーダイレクター、イー・ウィー・タン氏は、「グラブは、道路の安全性を向上させ、運転者の所得向上の機会を提供する。また、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月20日
      アプリ スン・チャントール ウーバー 配車サービス グラブ
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は17日、カンボジア国内におけるハラル食品の生産能力を強化するため、マレーシア系企業PFMグローバルベンチャー社との覚書に署名した。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省は、同社が国際的なネットワークに対応していることから、マレーシアのほか、サウジアラビア、シンガポール、中国の投資家からの誘致にも期待を寄せている。  同社CEOは、「カンボジアのトウモロコシ、唐辛子、コメは最品質であり、大きな需要に応えられる。これらの製品をイスラム市場に輸出したい。ハラル・フード市場は世界的に7兆ドルに上る」と語った。  カンボジアは、4月にタイとマレーシアに、特に中東からの観光客の増加に対応するため、ハラル・スタンダードの確立を支援 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月20日
      商業省 ハラル イスラム
    • (c)Khmer Times  カンボジア保険協会の報告書によると、カンボジア保険業界の今年第1四半期の保険料収入は好調だ。クメールタイムズ紙が報じた。  今年の第1四半期の保険料収入は3620万ドルに達し、昨年同期比で2920万ドルから約24%増加した。特に生命保険は約63.5%増と飛躍した。  カンボジア保険協会のフイ・バタロ会長は、「このような成長は、主にすべての業界関係者の努力とコミットメント、そして大学の公共セミナーなどの保険業界のイメージを洗練するための協会の業績によっても促進されている」と語った。  他のASEAN諸国では、生命保険は数十年前にはすでにあったにもかかわらず、カンボジアに保険の概念が来たのはわずか5年前からである。現在、カンボジアには ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年6月12日
      カンボジア保険協会 生命保険 保険業
    • (c)Phnom Penh Post  現在モンドルキリ州で7500ヘクタールのゴム園を運営している欧州系ゴム製造会社ソクフィン・カンボジアが、2018年4月に初期投資額570万ドルのゴム工場を稼働予定であると発表した。クメールタイムス紙が報じた。  同社ゼネラルマネジャーは、「今回の工場が稼動すると、1日あたり25トン、年間約8000トンの乾燥ゴムの生産が見込まれる。また、2018年も国際ゴム価格は上昇し続けている」と語った。  現在、ソクフィンカンボジアは630人を雇用、過去10年間でカンボジアの事業に8800万ドルを投資しているという。  農林水産省のデータによると、カンボジアは今年最初の11ヶ月間に15万トン以上のゴムを輸出し、総額は2億4900万ドルに達 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月20日
      農業 農林水産省 天然ゴム ソクフィン
    • (c)Phnom Penh Post  7日、プノンペンでのビジネス会議において、カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、カンボジア経済のドル化は依然として非常に高く、地方におけるコストの上昇から、輸出の魅力が減少していると語った。プノンペンポスト紙が報じた。  同氏によれば、カンボジアの取引の約8割はまだドルで行われるなかでは、ドルと自国通貨リエルの2種類の会計処理を維持する必要があるため、リエルを取り扱うには、消費者だけではなく、商売をする人たちにとってもコストとなると指摘した。  また、ドル高になるつれて、カンボジアからの輸出品は、他の輸出主導型経済の国の輸出品に比べて高価になるなど、高水準のドル化経済は、輸出や観光などの経済の主要な部門に悪影響を及ぼ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年6月12日
      輸出 ドル化経済 チア・セレイ カンボジア国立銀行
    • (c)Khmer Times  鉱工・エネルギー省によると、環境省の調査を経て、カンボジアで初となる金の加工工場が来年から稼動する。クメールタイムズ紙が報じた。  この新工場は、昨年9月、ラタナキリ州の鉱山で、カンボジアで初めての商業鉱業権を与えられたインド系企業メスコゴールドによって建設される。  鉱工・エネルギー省の広報官によると、同社はすでに省庁に対し採算性調査を報告しており、来年の第1四半期または第2四半期に新工場を立ち上げる予定で、正確な規模は把握されていないものの、新工場は中規模サイズになる見込みだという。  メスコゴールドは2013年、カナダに本社を置く鉱物調査会社アンコール・ゴールド社より鉱山での採掘権を190万ドルで購入している。
    • 経済
        2017年12月20日
      鉱工・エネルギー省 メスコゴールド
    •  商業省と関係省庁は今月下旬に、カンボジア初となる消費者保護法の再審査の状況確認や、法案完成までの計画策定の目的で会合を行うという。プノンペンポスト紙が報じた。  この法案は、違法な小売業および宣伝活動を減らすことで消費者を保護すること、企業の競争を平準化することを目指している。法律の規模と複雑さから承認まで数か月を要するみられている。  これにより、人体に害を加える食品や薬品だけでなく、偽造商品または虚偽宣伝商品に対して当局が取り締まる権限を持つと見られている。また、被害にあった消費者が生産者に対して訴えることも可能になる。
    • 法律
        2017年6月11日
      小売業 消費者保護法 不正 消費者 偽造商品
    • (c)Khmer Times  ここ数週間、シアヌークビルの不動産コミュニティでは、リゾート開発を計画する中国の大企業によるオトレスビーチの沿岸土地売買に関する噂が流れている。クメールタイムズ紙が報じた。  これらの噂はすでに、周辺地域の土地価格に投機的な影響を与えているようだ。シアヌークビルは、国内外からの資金提供者、特に中国人によるインフラプロジェクトと住宅プロジェクトの主要な投資対象となっている。中国の投資家たちは、産業の誘致、ギャンブル関連の申請の容易さ、および急速に上昇している観光市場によってプレアシアヌーク州に惹き付けられている。  シアヌークビルの不動産関係者は、「この地域の他の不動産業者から、アリババの子会社がオトレスビーチに面した土地の大部分の購入 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年6月10日
      不動産業 地価 シアヌークビル プレアシアヌーク州 アリババ
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は、最高裁判所によって解党された救国党は復活しないと語ったものの、野党出身者に対し、来るべき選挙に向け新たな政党を作り出すよう勧めている。クメールタイムズ紙が報じた。  首相は、17日に行われた労働者代表との会合で、カンボジア救国党の復活の噂を受け、最高裁判所が解党命令した同党は復活せず、また改名もないと発言。しかし、「次の選挙で民意を選挙に反映し、民主的に競争するために、偽りの宣伝活動や時間を無駄にするのではなく、新党を結成し選挙に臨むべきだ」と発言した。
    • 政治
        2017年12月19日
      選挙 救国党
    • (c)Khmer Times  公共事業運輸省長官によると、物流のインフラ整備の指針となる新マスタープランは来年3月末までに準備され、コスト削減と輸送効率の向上に重要な役割を果たすという。クメールタイムズ紙が報じた。  同省長官は、新たな計画案は、運送コストが高く、インフラが不十分であるなどの諸問題に対し、政府が首尾よく取り組めむために役立つと発言。  同氏は、「同マスタープランは世界銀行や日本のJICAの支援で起草され、輸送部門の弱点に対処法が詳述されている」と述べた。また港湾と内陸水路輸送の開発が今後の戦略上、重要な要素であり、いくつか作業がすでに進行中であることを明かした。  カンボジア貨物運送協会(CamFFA)の会長は、カンボジアの港湾での運用コストは依 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年12月19日
      物流業 公共事業運輸省 カンボジア貨物運送協会