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公共事業運輸省長官によると、物流のインフラ整備の指針となる新マスタープランは来年3月末までに準備され、コスト削減と輸送効率の向上に重要な役割を果たすという。クメールタイムズ紙が報じた。
同省長官は、新たな計画案は、運送コストが高く、インフラが不十分であるなどの諸問題に対し、政府が首尾よく取り組めむために役立つと発言。
同氏は、「同マスタープランは世界銀行や日本のJICAの支援で起草され、輸送部門の弱点に対処法が詳述されている」と述べた。また港湾と内陸水路輸送の開発が今後の戦略上、重要な要素であり、いくつか作業がすでに進行中であることを明かした。
カンボジア貨物運送協会(CamFFA)の会長は、カンボジアの港湾での運用コストは依然としてベトナムやタイよりもはるかに高く、同省が腐敗や港と経済特区の連結の欠如、高いコンテナ取扱料金、不正競争などの問題に取り組むことを期待すると発言した。