北京で中国の習近平国家主席と握手するフン・マネット首相 (c)RCA
カンボジアのフン・マネット首相は、明日から習近平国家主席との広範な議論を行うため中国へ公式訪問する。
この訪問は、両国間の包括的な戦略協力の方向性を示すものと期待されており、特に、『産業発展回廊』や『魚・米回廊』などの協力構想の早期に実現し、新しい時代を迎えることを目指している。
また、首相は、9月16~17日に中国の南寧で開催される第20回ASEAN-中国博覧会にも参加する予定だ。
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2023年1月~8月までの間に、カンボジアとその世界のパートナーとの間の総貿易量は約320億ドルに達し、主な輸出先は、中国、米国、ベトナム、日本、ドイツ、カナダなど。
主な輸出品目には、衣服、靴、旅行用品、自転車、米、電気機器、ゴム、家具、野菜や果物が含まれる。
専門家によれば、カンボジアと中国がこの2つの回廊を確立することは、カンボジアの独立した開発能力を強化し、同国の社会経済発展を加速させるために不可欠であると指摘している。
これらの回廊は、労働者や農民に雇用をもたらすことから貧困削減に大きな助けとなるほか、生活の質を向上させる役割を果たし、カンボジア経済と輸出の成長が促進されることが期待される。