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カンボジアの自転車輸出は、2023年上半期に30.5%減少し、3億3100万ドルの収入を記録した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア商業省の報告書によると、カンボジア製の自転車はEUや米国、英国、カナダ、日本、中国などに輸出されている。
現在、カンボジア国内には5つの自転車工場があり、すべてベトナムとの国境に位置するスヴァイリエン州バベット市の経済特区内に立地している。
輸出額の減少は、カンボジアのフン・セン首相が最近指摘したように、世界経済の状況の悪化によるものであり、特に米国が減少している。
カンボジアは自転車輸出の分野でASEANでトップの位置にあり、中国や台湾、ドイツ、オランダに続く世界第5位の自転車輸出国だ。
自転車輸出の増加は、さらに多くの投資家がカンボジアでスペアパーツや半製品の工場を建設することを促し、隣国からの自転車輸入の減少に寄与することが期待されている。
カンボジア政府は、規則とこれに沿った柔軟な協力を通じて自転車の輸出を増やすための戦略を実施する意向だ。
工場建設への投資は多くの雇用機会を生み出し、スペアパーツの価格を下げることでカンボジア全土の人々に利益をもたらすことが期待される。