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カンボジアの農林水産省の報告によると、カンボジアは2020年の最初の9か月間に23万5000トン以上のバナナを輸出し、前年比225%増となった。クメールタイムズが報じた。
同省農業総局のニン・チャイ局長は、「中国が植物検疫基準を満たしていることを認めて以来、バナナの出荷量は大幅に増加している」と述べた。また、同氏は、「今後も中国からの注文が積み重なり、栽培地域を拡大する企業が増えることで、バナナの輸出量は増加していくだろう」と付け加えた。
バナナは耐久性があり、すぐに熟さないため、輸出に最適な果物であるとされ、2年間で3回収穫でき、1ヘクタールで年間60~73トンのバナナが生産できるという。
同省は、カンボジアが昨年、15万7812トンのバナナを輸出し、そのほとんどが中国に輸出された。