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商業省の消費者保護・不正防止局(CPFD)の調査により、地元の粉ミルクメーカーの不正が発覚するも、同社は調査結果を否定している。クメールタイムズが報じた。
同省の調査によると、同社が扱う6つの製品において鉄と亜鉛の含有量が規定水準を満たしていないことが明らかとなった。
CPFDの役員は、「調査結果を否定するのは自由だが、検査結果は明らかだ」と述べている。
同社製品の購入者は、「CPFDの結果を否定するなんて信じられません。解決策が見つからない場合は裁判所の判断に委ねるべきです」と話をしている。
本来生後6か月未満、6か月から12か月未満向けの製品にはそれぞれ100グラムあたり2286ミリグラム、472ミリグラムの鉄分含有量が基準となっている。しかし同社の製品には100グラムあたり25ミリグラムしか鉄分が含まれていなかった。
鉄分不足は2歳未満の子供に大きなリスクをもたらし、脳や体の発達に大きな影響を与え、発育不全を引き起こす可能性もある。