(c)Phnom Penh Post
カンボジア証券取引所(CSX)に提出された、台湾系縫製会社のGTIの四半期報告書によると、第1四半期の売上は1246億リエル(3037万ドル)となり、前年同期の1471億から15.29%減少した。プノンペンポストが報じた。
CSXの副会長は、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響は衣料品だけでなく、ほぼ全ての産業に影響を与えるだろう。一方でGTIは約10%の減益で乗り切っており、投資家はこの事実を無視してはいけない」と述べた。
カンボジアでは、750万ドル以上の株主資本を持つ上場企業は四半期ごと、および会計年度において15%以上の利益や損失の増減がある場合、投資家に適時開示しなければならない。
カンボジア縫製業協会(GMAC)によると、現在450件の衣料品・履物工場が製造を中断しており、上半期には83件の工場がすでに閉鎖され、約15万人の労働者に影響を与えている。