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クメールフレッシュミルク社は、低温殺菌施設、牛用の宿舎などの酪農施設の準備に3年を費やし、8月上旬から新鮮な乳製品の生産を開始する。クメールタイムズが報じた。
この酪農施設はプノンペンの南方30キロに位置するタケオ州にあり、300ヘクタールの敷地に1000万ドルを投じて建設された。3年の間に土地を整地し牛舎を建設、そして低温殺菌プラントや加工施設を設置し、作業工程は99%が完了したという。
同社はシンガポールに拠点をおくネクサシア社が運営するカンボジア・ラオス・ミャンマー開発ファンドⅡとの間でパートナーシップを締結している。
同社の共同創業者のチー・セラ氏は、「国内市場の20%から30%のシェアを期待している。世界最高品質の乳牛を飼育しているが、輸入製品に比べて生産コストが低いため価格設定を低くできる」と述べた。