カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2020年1月14日
  • カンボジアニュース

低所得者向け住宅プロジェクトは順調に進捗中 カンボジア[経済]

news_202001142
(c)Khmer Times

 国土整備・都市化・建設省の年次報告書によると、5件の低所得者向け住宅開発プロジェクトが順調に完成に向かっている。クメールタイムズが報じた。

 5件のプロジェクトは、プノンペンとカンダール州にそれぞれ2件とポイペトに合計8331戸を建設する計画で、完成に向けて50%~80%の進捗状況だ。

 これらの住宅プロジェクトの価格は1ユニットあたり3万ドルを下回るため、特に工場労働者や公務員などの低所得者層の潜在的ニーズを支えることが期待されている。

 政府は2017年、低所得者と中所得者の生活を改善することを目的として、手頃な価格の住宅建設を推進する政策が策定された。所得税や固定資産税、付加価値税の税制優遇措置、また建設許可や事業免許の承認など、開発者に対するインセンティブを提供している。

 なおインセンティブを享受するには、建設プロジェクトが1ユニットあたり1万5000ドルから3万ドルの間で販売される100戸以上の計画であることや、プノンペン都から20キロメートル以内にあることなどが条件となっている。

関連記事
経済
カンボジア・キリロムでグローバルフォーラム開催 2050年の先進国目標支援[経済]
(03月07日)
労働
2024年のカンボジア最低賃金: $204決定[労働]
(09月29日)
経済
カンボジアのレストラン業界、2022年比で収益減:観光業の回復が遅れ経済に影響[経済]
(09月28日)
労働
カンボジア労働相、労働者とともに昼食を共にし、生産活動を視察[労働]
(08月25日)
経済
中国企業、カンボジアのデジタル・スマート農業へ127億ドルを投資[経済]
(08月16日)
経済
カンボジア、2023年上半期に税収2.79億ドルを集める[経済]
(08月09日)
あわせて読みたい
特集
注目すべき卓越した2つの物件、カサ・バイ・メリディアンとスカイラー・バイ・メリディアンに迫る
特集
チア・ソパーラー大臣が語る、歴史からの再興を遂げたカンボジアの可能性
特集
注目のコンドミニアム、カーサ・バイ・メリディアンについて迫る
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
業界
プノンペンの不動産は依然として健全[建設・内装] ミース・プロックサー
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース