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タイ商務省は先週、カンボジアとの国境にあるバンカオディン経由のトウモロコシの輸入を今月31日から禁止すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
バンカオディンは、バッタンバン州と国境を接するタイのサケーオ県にある国境国境のゲート。同省は、輸入禁止の理由として、潜在的に汚染されたカンボジア産の農産物からタイの農民を保護することが目的と説明している。また、タイ国内の需要は、自国内の供給により賄えると付け加えた。
カンボジア農林水産省は、タイ当局にトウモロコシやキャッサバ、マンゴーの輸入を許可するよう求める書簡を送ったという。
カンボジアは今年1月から7月までの7か月間、約11万トンのトウモロコシをベトナムやタイ、台湾などに輸出している。昨年の生産量は71万5000トンに達し、前年より1万5000トン増加した。