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カンボジア証券取引所(CSX)によると、シアヌークビル経済特区(SSEZ)が20日、同社の年次株主総会の場で上場すると発表したという。クメールタイムズ紙が報じた。
SSEZは当初、敷地内の不動産開発のための資金を香港証券取引所で上場して調達すると考えられていた。
敷地面積は11.13平方キロメートルあり、シアヌークビルの海岸から約12キロメートル、シアヌークビル国際空港から3キロメートルの場所に位置する。
SSEZは2008年に中国企業により設立され、シアヌークビル自治港やシアヌークビル国際空港に近接する立地の良さと、海岸沿いのあるシアヌークビル港SEZよりも地価が安いため、投資家にとって実用的な工業地帯として栄えている。
現在153社が入居し、2万3000人(うち外国人1000人)の従業員を雇用しており、総投資額は10億ドル近くに上る。また、今後は機能的な生態学的モデルパークを建設する計画があり、完了すれば、300社が入居し、8万から10万人の労働者を雇用が創出されることが見込まれている。