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カンボジアにとって肉の最大の供給国であるベトナムが、アフリカ豚コレラ(ASF)の発生を報告して以来、カンボジア国内の豚肉の価格が急上昇している。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア家畜飼育協会によると、ベトナムの豚肉の輸入が禁止された影響により肉不足となり、価格はここ2ヶ月で、1キログラムあたり1万6000リエル(4ドル)から2万リエル(5ドル)に上昇した。
同協会によると、カンボジアは1日に5000~6000匹の豚を消費し、約30%がタイとベトナムから輸入している。現在は、需要を満たすためにベトナムからタイへ輸入先を変更しているという。
また、今年4月にベトナムと国境を接するラタナキリ州でASFの症例が報告され、農林水産省は感染した家畜を殺処分した