(c)Khmer Times
フン・セン首相は、カンボジアの鉄道網の開発するため、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車(CRRC)に対し、ロイヤルグループと提携することを依頼した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は北京でCRRCの役員たちとの会談中、スン・チャントール運輸大臣にCRRCとの交渉を開始するよう指示し、会談後に発表された記者会見で首相は、「中国の鉄道会社にロイヤル鉄道と協力して鉄道システムを発展させて欲しい」と述べた。
CRRC側は、「中国国内外で2万1000キロメートルの鉄道を開発したが、鉄道開発事業は収益性の高いものではない」と述べたものの、ロイヤル鉄道との提携のための交渉に意欲を示した。
2009年、政府は30年の譲歩契約を締結し、豪州の国際輸送物流会社、トール・ホールディングスと現地コングリマット企業のロイヤルグループの合弁会社、トール・カンボジアが国内の鉄道システムの運営管理を行っていた。
2014年、トール・ホールディングスは全ての持ち株をロイヤルグループに譲渡し、社名をロイヤル鉄道に改名。南部と北部の鉄道路線の復旧に2億2650万ドル以上を費やしている。