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農林水産省によると、カンボジアは昨年、国内の需要を満たすために5万4149トンの家畜と肉を輸入した。クメールタイムズ紙が報じた。
具体的な品目は、63万776頭の生きた豚、398万1303頭の生きた鶏、2440.7トンの豚肉、鶏肉、アヒル、ウズラ、牛肉、バッファロー、ミートケーキおよびチーズなど。
同省の広報官は、「家畜飼育事業の減少と食料需要の高まりから、不足分を埋めるために肉の輸入を余儀なくされた」と述べ、「輸入を減らすために、国内飼育の促進に力を入れている」と付け加えた。
国連食糧農業機関(FAO)によると、平均的なカンボジア人は年間17.6キロの肉を食べ、内訳は牛肉5キロ、豚肉9.29キロ、鶏肉3.3キロ、その他0.01キロ。カンボジアは昨年、合計28万5432トンの肉を消費し、このうち81%にあたる23万1283トンの肉を生産した。内訳は、牛肉8万6772トン、豚肉9万9793トン、鶏肉4万4718トン。また一方で、食肉用として6786個の牛の頭部、5505個の豚の頭部、1万472頭の猿を輸出した。