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プノンペンとシアヌークビルを結ぶ高速道路の建設のため、中国からの200人の作業員が到着し、3月末までに起工式が予定されている。クメールタイムズ紙が報じた。
公共事業運輸省のスン・チャントール大臣は最近、「1月末までに1億ドル相当の建設資材を輸入する。今や解決すべき唯一の問題は建設工事の影響を受ける人々への補償である」と述べている。
高速道路の建設プロジェクトは、国営の中国通信建設会社によって建設と運営され、建設費は約20億ドルと見積もられているが、同省の広報官によると、1億5千万ドルから2億ドルが補償に使われるという。
この高速道路の総距離は190キロメートル以上に及ぶとされており、既存の国道(240キロメートル)より短縮される。また4つの車線を持ち、完成には4年かかる見込みだ。
完成すればカンボジア初の高速道路となり、輸出入の玄関口であるシアヌークビル自治港と首都プノンペンを結ぶ。また、最も交通量の多い国道4号線からの交通量の軽減が期待されており、物流効率の向上と、交通事故を低減化に貢献されるものとしている。