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政府は、プノンペンとプレアシハヌーク州を結ぶ、カンボジア初の高速道路建設を年内に開始すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
公共事業運輸省の広報官は、「我々は年末までの建設開始に向けて動いている。政府は現在、プロジェクトの影響を受ける人々のため、補償計画を策定中だ。補償金額を減らすため、高速道路のコースを変更した地点もある」と話す。
この高速道路は今年1月、カンボジア政府と中国道路橋合弁会社(CN Road and Bridge Corporation)によって結ばれた、BOT方式(ビルド・オペレーション・トランスファー=一括事業請負後譲渡方式)によって建設される。
建設期間は4年で、費用は約20億ドル。4車線で現在の道路(240キロメートル)よりも短い190キロメートルとなるという。
プノンペンと、ベトナム国境のスヴァイリエン州バベット市とを結ぶ別の高速道路プロジェクトは、現在JICAによって予備調査が行われている。