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上場企業3社が、カンボジア証券取引所(CSX)に第1四半期の財務諸表を提出した。クメールタイムズ紙が報じた。
台湾系縫製企業のグランドツインズインターナショナル(GTI)収益は、対前年比33%増加の2300万ドルに達した。売上高の増加と管理費の減少が要因で、海外顧客からの受注増加と、地元企業への縫製・梱包サービスの提供で利益が増加したという。クメールタイムズ紙には、「我々は顧客との良好な関係を維持する」と語っている。
シアヌークビル自治港は、貨物量の増加により19%増の、1481万ドルに達した。しかし同社は、港湾拡大を目的とした融資返済において、米ドル―日本円の為替相場の変動により280万ドルの純損失を計上している。
一方、プノンペン経済特区(PPSEZ)は145万ドルから18.32%減の119万ドルとなった。同社は、土地売却による収入減少が要因だといい、「賃貸やその他サービスに集中して回復を試みる」と語った。