カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2018年3月29日
  • カンボジアニュース

インドネシア ライオン・エアーがカンボジア直行便を検討[経済]

news_201803291
(c)Khmer Times

 インドネシアのローコストキャリア、ライオン・エアは、間もなくカンボジアへの直行便を開始すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 インドネシアのルフット・パンジャイタン海洋担当調整大臣は、「カンボジアは世界で6番目に早い経済成長を遂げており、経済連携を結ぶには直行便が必要だ。両国は経済、農業、観光をさらに強化すべきだ。近いうちにインドネシアからカンボジアへの直行便を開始するよう、ライオン・エアと話し合う予定だ」と述べた。

 フン・セン首相は、「直行便の推進によって、両国の協力関係を強化する必要がある。同時にインドネシアは、貿易、投資、観光、農業分野で、カンボジアのポテンシャルに目を向けるべきだ。特に、インドネシアは毎年他国から多額のコメを購入しており、輸出米の価格を下げるため、カンボジアへの投資機会を検討すべきだ」と話した。

 カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ事務局長は、「直行便は両国にとって有益だが、多くの課題もある。航空会社はこのルートの乗客が少ないと考えており、依然として躊躇している。またインドネシア人観光客のため、特にショッピングにおいて、新しい観光関連商品が必要だ」と語る。

 ライオン・エアだけでなく、インドネシアの国営航空会社ガルーダ・インドネシア航空も、昨年プノンペン-バリ島間を立ち上げる計画を明らかにした。

 昨年カンボジアは、2016年から2.3%増の2万人のインドネシア観光客を歓迎した。

経済の最新ニュースランキング
最新ニュース