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カンボジアは、急速な人口増加、首都圏の都市化、経済成長に対応するために、さらに住宅が必要だと政府関係者は述べている。クメールタイムズ紙が報じた。
国土整備・都市化・建設省(MLMUPC)の国務長官によると、2015年から2030年にかけて、人口の増加と社会経済成長に合わせ約80万の住宅が必要になるという。同氏によると、2014年の都市部の人口は450万人、カンボジア全体人口の27.1%であり、2030年には792万人、全体人口の44%に達するという。
最近発表された世界銀行の報告書によると、過去10年間におけるプノンペンの急速な都市化は、雇用創出、貧困削減をもたらしたが、都市計画・管理・インフラ整備が必要だとも指摘されている。
センチュリー21メコンのCEO、 チレク・ソクニム氏は、「都市中心部の土地価格は既に高いため、郊外に手頃な価格のプロジェクトを開発することは、低中所得者にとって良いことだ」と述べた。
世界銀行の調査によると、カンボジアの都市拡大の平均率は地域においてラオスに次ぐ第2位となっているが、人口密度はラオスに比べてかなり高くなっている。