カンボジア・インベストメント・マネジメントの子会社、保険部門CIMインシュアランス・エージェント(CIMIA)は11月6日、国内初のオンライン保険見積システムを開始した。プノンペンポスト紙が報じた。
利用者は基本情報を登録するだけで、健康保険や自動車保険などの保険商品の見積の詳細を知ることができる。見積の内容はPDFファイルにより登録したメールアドレスあてに送信されるという。
カンボジア・インベストメント・マネジメントのアンソニー・ガリアーノCEOは、「このタイプの見積もりシステムは世界的に普及している。現在、カンボジアの保険市場のシェアは法人向けが約85%、個人向けが15%であり、我々は個人向け市場の獲得を期待している。CIMIAは現地の損害保険会社と提携しており、来年第1四半期には生命保険会社を加える。オフラインに比べ、見積プロセスがかなり短縮され、さらに詳しい情報が必要な場合は相談もでき、満足すればその場での購入も可能だ。収益モデルはコミッションベースだ」と話す。
CIMIAのダニエル・サンタントニオCEOは、「このプラットフォームにはデスクトップ、タブレット、携帯電話から簡単にアクセスできる。見込み客が、製品を理解するよう徹底的にコミットし、保険料の回収と支払いに関する高品質な管理サービスを提供する」と述べた。
現在同システムは英語のみだが、今後数か月以内にクメール語、フランス語、中国語に対応予定。