商業省は、ユニリーバカンボジアからの要請を受けたあと、知的財産権を取り巻く環境の改善に取り組むとした。クメールタイムズが報じた。
ユニリーバカンボジアのドイ・コンチャCEOは、「偽物の輸入製品との価格競争に直面している。偽物の製品との闘いは、消費者の健康被害を防ぐうえでも役立つだろう」とした。
パン・ソラサック商業大臣は、輸入製品を管理する省庁の一部門であるカムコントロール(CamControl)に対し、市場でのユニリーバ製品のフォローアップを依頼した。
商業省の広報官は、「ユニリーバのように、国に自社の製品を登録している大手企業は、製品の評判を維持するために省庁に援助を求めている」と語った。
また、パン商業大臣はまた、ユニリーバカンボジアに対し、カムコントロールが正規品と偽造品と違いを確認しやすくするために、ブランド名のクメール語標記の検討を打診したという。