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  • 経済
  • 2017年8月20日
  • カンボジアニュース

カンボジアの中小企業 政府に対し国内製品への支援を要求[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 中小企業団体は政府当局と会談し、輸入増加の中で政府は国内製品に対し十分な支援をしていないと非難する一方、当局は企業が適切に登録していない限り、ほとんど支援を提供できないと主張した。プノンペンポスト紙が報じた。

 カンボジア中小企業協会連合会(FASMEC)のタン・ポア会長は、近隣諸国からの安価な輸入品と不公平な競争が国内成長の可能性を妨げていることを非難し、「国内製品はショッピングモールやホテル、レストランで目にされなくなっている」と述べた。また同氏は、中小企業の輸出目標にはだかる技術的障壁もあるため、海外市場におけるカンボジアの生産者と買い手のコミュニケーションを円滑にすることができるよう関係省庁の連携を要求した。

 カンボジア農業品輸出連合の代表は、原産地証明書(CO)を入手する必要性や衛生植物検疫(SPS)の要件に関する明確性を政府は欠いていると説明。「いくつかの中小企業はこれらの申請方法を知らず、より透明性の高いプロセスが輸出障壁をなくすだろう」と述べた。

 工業手工芸省チョム・プラシット大臣は、「これまで804の国内品規格を作成しており、生産者にはこれらの基準に従って製品を登録、製品の品質を維持することが期待される」と語り、政府の基準を満たしていないか、同省への製品登録も全く行わない企業があること指摘した。

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