(c)Phnom Penh Post
国内価格を安定させるため、肉の輸入に対する課税を検討するという。クメールタイムズ紙が報じた。
農林水産省のヴェイン・サコン大臣は、今回の経済財政省、内務省、商業省などの関係省庁で計画されていることは、近隣国から輸入が急増している安価な肉によって国内産の価格が低下しないようにするものだと発言した。
ヴェイン大臣によると、過去6ヶ月間で豚の価格は低下しており、小規模畜産農家は生産量を約60%低下しているものの、カンボジアがASEAN諸国間での自由貿易を推進している手前、輸入を正当に禁止することができないとした。
また、飼料の大部分を近隣諸国からの輸入に頼っている現状を受け、民間企業に対し、官民が連携して飼料コストの削減方法を研究するよう訴えた。
業界団体のアドバイザーであるモン・リティグループの副社長は、政府の動きを歓迎する一方、「国内の需給に関する情報が十分でない中では、輸入の抑制や削減を要求することはできない」と語った。