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カンボジアの大手モバイル事業者であるスマートアクシタと、アジアを拠点に、新興市場に向けてNetflixのような動画ストリーミングサービスを提供しているマレーシア企業のアイフリックス(iflix)が、3年の独占的パートナーシップ契約を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。
アイフリックスは2015年5月にローンチし、東南アジアから中東・アフリカに市場を拡大し、19か国に進出している。同社は今年5月にはアジアで500万人以上の加入者がいると発表。これまでの累計調達額は約3億ドルにおよぶ。
カンボジア進出後は、人気の映画やテレビ番組がクメール語の字幕付きで入手できるようになる。
スマートのプレスリリースによると、同社の顧客がアイフリックスによりテレビシリーズ、大ヒット映画、子供向け番組など、何千もの独占番組等を無制限に3ヶ月間アクセスできる。
またスマートユーザはインターネットに接続されていないときに、テレビ番組や映画を携帯電話、タブレット、モバイルデバイスにダウンロードしてオフラインで視聴することもできる。
アイフリックスのカントリーマネージャーは、「私たちは、可能な限り多くのデバイスにアイフリックスのサービスを提供するために、カンボジアの主要モバイルネットワークであるスマートとパートナーシップを結んだ」と述べ、「カンボジアのための新しいプラットフォームを提供し、違法コピーよりも優れた製品を構築することで、カンボジアの映画とテレビ業界を今後数ヶ月で成長させ、支援することに全力を注ぐ」と付け加えた。