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  • 経済
  • 2017年8月4日
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ワールドブリッジグループ 中国企業と公共インフラの共同開発へ[経済]

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(c)Khmer Times

 ワールドブリッジ・ランドと中国の神州長城国際工程有限公司(Sino Great Wall International Engineering)は、公共インフラの共同開発に向け、合意に調印した。クメールタイムズ紙が報じた。

 ワールドブリッジグループの会長であり、ワールドブリッジ・ランドのゼネラルダイレクターのシーア・リッティ氏は、神州長城との合意について、「中国政府の一路一帯政策の下、中国の大企業がカンボジアに参入する道を開くだろう。一路一帯政策からの投資の恩恵を受けるには、中国の大企業のパートナーが必要だ」と述べた。

 神州長城とワールドブリッジ間の出資金は60:40の割合だという。

 神州長城の副会長は、ワールドブリッジは国内における評判も良く、カンボジア政府との良好なつながりも持っているとし、ワールドブリッジランドとの合弁事業は成功するとの予想を述べている。今回の公共インフラプロジェクトへの資金面では、約30億ドル見ているという。

 神州長城は深セン証券取引所に上場している中国企業の一つであり、昨年12月、東南アジア最大となる133階建ての泰文隆ツイントレードセンターの契約を獲得している。

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