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計画省の報告によると、カンボジアは3年間の公的投資計画に向け、更に54.1億ドルが必要だとしている。クメールタイムズ紙が報じた。
この計画は経済発展、公的インフラ、公共サービスなどの586のプロジェクトが含まれている。また同報告書によると、5.37億ドルが政府から、29億ドルが開発パートナーから支出され、政府はこの不足分を補うために、更に19.7億ドルを求めている。
報告では、全投資計画のうち15.3%が社会分野、44%が経済分野、26.9%が物理インフラ、13.8%が公共サービスおよびその関連分野に配分される。
政府の報告では、2017年だけでも、実施されるプロジェクトには19.1億ドル以上、来年には17.8億ドル、2019年には17.1億ドルが必要となるという。
3年間の投資計画の計画案に関しては、今週水曜日と木曜日に省庁間の会談で話し合われる。
同報告書はまたマクロ経済指標を提供し、2017年から2019年にかけてGDPが7%、2020年に7.1%になると述べている。
今年のGDPは220.9億ドルを超えると言われており、来年には244.5億ドル以上になると予想されている。 また2019年には270.2億ドル以上、2020年には299.1億ドル以上に達する予定だ。また、1人当たりGDPは、2017年の1434ドルから2020年には1861ドルに達すると予想。物価上昇率は、2017年は約3.8%、2020年は3.4%と予想される。