ワイン・スピリッツ部門では世界屈指の酒造メーカーである仏系のペルノ・リカールは自社製品の独占的輸入と流通を行う事務所をカンボジアに開設すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
新オフィスでは、ビーフィーター・ジン(Beefeater Gin)、アブソルート ウオッカ(Absolut Vodka)、ジェイムソン・アイリッシュ・ウイスキー(Jameson)等、様々な製品をよりよく宣伝し、小売店や卸売業者と直接連携して、地元の高級アルコール市場のシェアを拡大することを目指している。
ペルノ・リカール・カンボジアは、シーバスリーガル(Chivas Regal)やバランタイン(Ballantine’s)など、より有名な商品を宣伝することとなり、カンボジアでより大きな顧客基盤を得ることができる。特にコニャックやウイスキー製品の需要がアジアで拡大している。
同社ジェネラルマネジャーは、マーケティングやアウトリーチ活動の中で、若くて教養のある賢い消費者として若い世代のカンボジア人に焦点を当てると説明した。同氏は、「なぜなら20代の若い世代は、彼らの親達より、より教育され、より旅行もし、より多くのトレンドを体験しているからだ」と付け加えた。