(c)TK Avenue
国際的な不動産会社CBREの発表によると、海外企業による複合商業施設の開発などにより、2018年末までに現代的な商業スペースの供給量は2倍になるという。
TKアベニューの成功に続き、2017年から2018年にかけて2つのコミュニティモール開発が完成すると見られている。
商業物件の賃貸相場は安定しているものの、第1四半期のショッピングモールの賃貸相場は1平方メートルあたり月31.1ドルと、前期比0.9%の減少となった。消費者の趣向の変化や国際品質の供給増加を受けて、テナントを惹きつけるために競争力のある賃貸価格が提供されている。
CBREの調査によると、プノンペンのショッピングモールにおいて上位3位の占有率を誇るのは、ファッション・アクセサリー店、飲食店、エンターテイメントであり、ショッピングモールの商業スペース全体の62%を占めている。
プノンペンの中階層の拡大は、国際ブランドが参入する重要な要素となっている。CBREは、2017年は主に飲食店やファッション・アクセサリー店からの需要が続くと期待している。