(c)Phnom Penh Post
若者の人気スポットとして注目を浴びているコンテナナイトマーケットが50万ドルを投じて拡張され、来月オープンする。プノンペンポスト紙が報じた。
コンテナナイトマーケットは、ジェッツグループ(Jet’s Group)が所有するプロジェックトで、貨物用コンテナをレストランやバー等の屋台やショップの店舗として再利用していることが特徴だ。
1か月あたりの賃料が300~350ドルと安価なこともテナントにとって魅力的だったが、最近の人気ぶりから賃料が倍近くまで上昇しているほか、周辺に交通渋滞を引き起こしている。
同社はコンテナ数を24から40に増やし、新たに16個のコンテナを追加するほか、2階建てのバイク駐車場を設置ことで対応するとしている。また、同社はシアヌークビルやシェムリアップでも同様のプロジェクトが計画しているという。
一方で、同社の成功を受けて、数社が類似するプロジェクトを進行しているが、状況は良くない。バサックレーンに建設予定だったZincナイトマーケットは、12のコンテナにより完成したものの、賃貸料に関する争いにより取りやめになったほか、シンガポール系不動産企業によるプロジェクトは40のコンテナが購入してものの廃案となっている。