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国道4号線に沿って357ヘクタールの土地を管理し、90以上の国際企業を擁するプノンペン特別経済区(PPSEZ)は、製造業にとって戦略的な場所だ。
プノンペンの国際空港から8キロメートル、プノンペンの市内中心部からは18キロメートル、河川港であるプノンペン港に簡単にアクセス可能であり、さらに国道に沿ってわずか3時間でシアヌークビルの深海港に到着することができる。
シンガポールの開発者であるCOREプロパティマネージメントのダイレクター、モーガン・リー氏は、「PPSEZ外にある中小規模の製造業の企業は、PPSEZ内の割り当てを占有するのに十分なスペースを必要としない場合も多い」と語る。
これらの投資家は、PPSEZに引き付けられている予備労働力の増加から利益を得ることができるうえに、シアヌークビル港とプノンペン中心部に同じ物流でアクセスすることが可能だが、付加価値税の免税など経済特区の入居企業のように優遇措置を享受できない。
リー氏は、「PPSEZに入居できない中小企業は、周辺でそれほど品質が高くない工場を購入、賃貸、また建設しており、既存の建物や店舗を改造して製造作業を開始したりしているが、この地域の土地評価価格は、PPSEZの占有率と同様に、年々着実に増加している」と付け加えた。国道4号線に沿って工場開発と住宅開発が相乗して進んでおり、最近は周辺の地価も上昇しているため、PPSEZの周辺に工場などを建設することも容易ではない。