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  • 経済
  • 2017年5月18日
  • カンボジアニュース

カンボジアの養豚業者 豚の不法輸入を監視[経済]

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(c)Khmer Times

 農林水産省は、豚の不法輸入を養豚業者が監視し防止することを許可すると述べた。クメールタイムズ紙が報じた。

 この決定は、16日、養豚業者が参加する会合で行われた。豚の輸入数が、同省によって設定された数(1日あたり1250頭)を超えているという業界からの指摘に対応する形だ。また、その多くが税金を払わずに持ち込まれると業界は懸念している。

 農林水産省のヴェイン・サコン大臣は、不法輸入の疑いがある企業に関する情報の提供があれば調査すると述べた。また、大臣は、同省は輸入を管理し、家畜の疾病の拡散を防ぐために、他の政府機関と協力して国境付近で生きた豚や動物製品の検査を強化すると述べた。

 ベトナムとタイからの豚の流入により、豚肉の価格は1キログラム当り約1.25ドルに急落したが、一方で農家のコストは1キログラム当たり平均1.88ドルであり、不当な輸入は養豚業者を廃業させる恐れがある。

 カンダール州のカンボジア養豚業協会によると、毎日約8000頭の豚が地元の市場に供給される必要があり、現在、約7000頭の豚が地元の農家から供給されており、約1000頭が近隣の国から輸入されているという。

 違法豚の輸入に対する取り締まりの一環として、政府は、特に国境地域において適切な証明書を持っているかどうかに屠殺場を検査する方針だと言う。

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