(c)Phnom Penh Post
プノンペンで開催された世界経済フォーラム(WEF)ASEAN会議において パネリストは東南アジアの若者層がインターネットを取り入れ、急速にデジタル経済につながり、地域全体の経済成長の巨大な可能性を生み出していると語った。プノンペンポスト紙が報じた。
カオ・キムホーン首相補佐特命大臣は、「The Asean Dream」と題されたパネルディスカッションにおいて、「ASEAN地域において若者は人口の大部分を占めているため、地域開発にとって若者の参加が不可欠だ」と語った。
WEFによると、ASEANを構成する10か国のうち、人口の約半数以上が30歳未満であり、世界でもっとも急速に成長しているインターネットユーザーを抱えているという。また、インターネットにアクセスをする人々は毎日およそ12万人増え続けており、今後5年間はこのペースが続くと考えられている。
航空会社Air AsiaのグループCEO、アンソニー・フェルナンデス氏は、アジア太平洋地域全体のアクセスの向上が経済発展を加速させ、若者たちに雇用機会を与える高度なスキルを提供させることにつながるとした。また、ASEANの若者たちがどのように成功し、夢を達成できるかについて尋ねられたとき、自国の優位性に焦点を当てて強みを見出したベンチャービジネスを始めることを奨励し、「自国で成功をおさめれば外へと成長し、7億人の地域の人口に拡大する能力を持っている」と述べた。