2016年のプノンペン自治港(PPAP)の年間売上高が、1年前の1535万ドルから1659万ドルに上昇した。クメールタイムズ紙が報じた。
「今回の収入の増加は、土地賃貸や金利差による収入の増加だけでなく、港を通るコンテナの容積及び船舶数から計算される」とPPAPの広報担当者は説明。
カンボジア証券取引所の市場運営部門ダイレクター、ラムン・ソレイユ氏は、「PPAPの財務実績は昨年のビジネスパフォーマンスの良い表れだ」と説明したが、「売上高が7.49%増加したことは好ましいが、注目すべきは純利益である」と指摘した。
PPAPの年間報告によると、純利益はz2015年と比較して28.18%増加の400万ドル以上に。また昨年12月時点で、PPAPの貨物輸送量は3.58%増加し15万 TEUに、トン数では8.41%増加し243.4万トンとなった。
今年初め、PPAPは中国企業Yunnan Sengmao Investmentとプノンペン周辺の土地賃貸借契約を締結。Yunnan社は、ルッセイケオ区の9.3ヘクタールの土地に建設資材供給センターを建設し、約6000万ドルを費やすという。