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  • 経済
  • 2017年3月11日
  • カンボジアニュース

過積載の違法トラックの急増 徴収した罰金も急増 カンボジア運輸省[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 公共事業運輸省の検査機関は、先月、242の過積載のトラックを押収し、違反車の所有者に罰金を2倍以上上乗せした。プノンペンポスト紙が報じた。

 道路や橋梁に深刻な被害をもたらしている過積載のトラックに対する措置を強化することを政府は繰り返し宣言しているが、先月は違法木材を過積載した車両がカンポット州の橋を崩壊させた。

 今年1月には96台、2月には146台の車両が押収され、これにより車両所有者から1月2億7700万リエル、2月は5億8400万リエル(約14万4008ドル)を罰金として徴収したと述べた。なお、2月に違反した車両は4~35トンの過積載であった。

 同省広報官は、「道路は40トンまで耐えることができるが、すべての種類のトラックに40トンを積み込むことはできない」と述べ、「一部のトラックは14トンから16トンの積み込みが許可されているが、これ以上積載されれば道路に損傷を与える可能性がある」と付け加えた。カンボジアの道路法第26条は、車種によって車両が運べる重量を規制している。

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