
(c)Phnom Penh Post
投資家や機関投資家が市場外で大量の株式売買を可能にすることで市場に拍車をかける、ブロック取引プラットフォームが開発されたという。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジア証券取引所(CSX)の市場運営担当ディレクターは、「社内ではすでにプラットフォームを開発しており、まもなくこれを市場規制当局であるカンボジア証券取引委員会(SECC)に提出する」と述べた 。
ブロック取引プラットフォームは、先進的な市場では一般的であり、大規模な株式取引を実行したい投資銀行やヘッジファンドなどの機関投資家向けだが、同氏は「CSXは市場が依然として小さいため、このプラットフォームは個人投資家と機関投資家の両方に対応する」と話している。
また同氏は、「ブロック取引プラットフォームは、投資家が株式を大量に売買することによる価格変動を軽減するのに役立つだろう」と述べ、「販売価格は、事前に個人的に交渉するため、通常は売り手にとってより良い価格になり、買い手にとっては割引になる。これまで大規模取引をしたいという投資家から多くの要求があったが対応できなかった。大規模な機関投資家がこの新しい取引で満足すると信じている」と付け加えた。
2011年に開始されたカンボジア証券取引所の上場企業はわずか4社のため取引数量が少なく、国内外の投資家の獲得を困難にしている。アクレダ証券のスヴァイ・ヘイCEOは、「ブロック取引は、大きな規模で取引しようとする機関投資家にとっては良いことで、カンボジアの株式市場の魅力を広げる可能性がある」と話した。
新興のヤンゴン証券取引所は今年初めにブロック取引メカニズムを導入し、一方タイ、インド、中国などの先進地域市場で長年にわたって普及しており、数十億ドルの株式売却益をもたらしている。
SECCのソク・ダラ副委員長は、「ブロック取引が規制当局の承認を受けるかどうかについてはコメントできないが、SECCは証券市場の発展を促進するあらゆるイニシアティブを強く支持する」と述べた。