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  • 経済
  • 2016年11月25日
  • カンボジアニュース

韓国系企業、世界最大規模の胡椒農園をカンボジアに設立予定[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 韓国系企業ウェルト・ビオ(Welt Bio)が22日、世界最大規模となる1000ヘクタールの胡椒農園を、4000万ドルを投じてモンドルキリ州で設立すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。

 同社は既に、モンドルキリ州で350ヘクタール中120ヘクタールに胡椒を植えており、来年には残りの敷地も耕作する予定だ。また、兄弟会社のブライス・ビオ(Brise Bio)が隣接する650ヘクタールを購入している。

 同社は既にトボンクムン州でも35ヘクタールの土地に胡椒を植えており、来年にも収穫が開始される。

 ウェルト・ビオのダイレクターは、「本プロジェクトの目的は、収入源を多様化させることだ。胡椒又はコーヒーを栽培する予定だが、現時点では胡椒のほうが利益になる」と語った。

 同社はカンボジア国内で生産した胡椒を、ベトナムを経由して韓国とEUへ輸出するという。

 農林水産省によれば、国内で6100ヘクタール以上で胡椒が作付けされており、3分の1が収穫可能だ。ほとんどが小規模な経営だが、今年の収穫総量は1万2000トンだった。

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