カンボジア産の製品を取り扱うオンラインショッピングサイト「Angkorstores.com」が、アマゾンやアリババ、イーベイをモデルとして、来年1月にローンチ予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。
運営会社モム・ヴァリン・インベストメントのダイレクター、モム・ヴァリン氏によれば、同サイトはカンボジア最大規模のオンラインショッピングサイトになる予定。農業や建設、通信、美容など13カテゴリーが用意され、多くの製品が取り扱われる。
同氏は、「Angkorstores.comは、巨大データベースと豊富な品ぞろえを擁するアマゾンやアリババ、イーベイのようなもの。当サイトの目的は、カンボジア産製品を国際市場へリーチさせることだ」と語った。
サイト利用客は、クレジットカードや銀行のデビットカード、ウィングなどのモバイル送金サービスを通して支払いが可能。カンボジアでもEC事業が成長しており、商業省は顧客と事業者の保護のためにEC法草案の提出に向けて動いている。
クメールタイムズ紙によれば、カンボジアはASEAN諸国で唯一、電子商取引関連法案が施行されていない。