(c)Phnom Penh Post
市場調査会社カンターTNSの最新の報告書が、カンボジアをソーシャルメディア広告とブランデッドコンテンツ(広告形式に限らずに特定のブランドに関連したコンテンツ)が受け入れられている上位国だと認めた。
同報告書によれば、カンボジア人の59%がソーシャルメディア上のブランドから発信されるコンテンツに対して好意的に受け止めており、61%が割引などのインセンティブがあれば積極的にシェアしている。一方で、ブランドや広告に追跡されている自覚があるカンボジア人はわずか22%だった。
現地イーコマースのアドバイザーによれば、ソーシャルメディアはカンボジア市場への最も開かれた入口である一方で、カンボジア人はソーシャルメディア広告に集中している企業には警戒をしているという。しかし、カンボジア人の閲覧習慣を鑑みれば信用を得るのは難しくないという。
カンボジア政府の統計によればインターネット利用者は7月末時点で720万人に到達し、シンガポールの企業によるとフェイスブックユーザーは5月時点で340万人にのぼる。