(c)Khmer Times
新しく発電所建設計画が持ち上がっている。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア観光省の発表によれば、ひとつはプノンペンの1億6700万ドル規模の廃棄物発電施設、もうひとつはシェムリアップ州の8900万ドル規模の太陽光発電所である。
観光省のトン・コン大臣は、同省のフェイスブックページで「緑化政策はカンボジアをさらに魅力的な観光目的地に変え、海外投資家を引き付けつつある」と語った。
プノンペンの発電所は30メガワット、シェムリアップは55メガワットの発電量が期待されている。
カンボジアでは約50%が水力発電でまかなわれており、残りはタイやラオス、ベトナムから輸入している。
プノンペンのスポークスマンは、「ごみの収集や処理方法に問題を抱えているが、一方で関心のある企業が増えており、現在はそのうち1社を選ぶ段階にある。廃棄場は約30年が経過しているほか、ごみは処理されていない。ごみ処理企業との提携はわれわれの目標だ」と語った。
現在、プノンペンでは1日に2000トンのごみが排出されており、今後15年間は3000トンに増える見込みだ。