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フン・セン首相は7月21日、「プノンペンとタイ国境沿いのバンテイメンチェイを結ぶ国道5号線が、日本政府の援助を受けて改修がスタートし、ASEANの貿易強化のため、カンボジア、タイ、ベトナムを結ぶ」と述べたとクメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は、国道5号線の拡張について、「第1段階は、バッタンバンからバンテイメンチェイ州に、第2段階は、カンダール州プレクダム地区からプーサット州に、最後は、プーサットからバッタンバン州の3段階になる」と話す。
公共事業運輸省の広報官は、「国道5号線はプレイベン州でベトナム国境に接する国道1号線と繋がり、400キロメートルで4車線になる予定だ」と述べ、その開始時期について、「国道5号線の第1段階は来年初めに、第2、第3段階はそれぞれ2018年と2019年になる」と付け加えた。
国家最高経済評議会のメイ・カリヤン上級顧問は、「この動きは、ASEAN経済共同体において、カンボジアの経済活動を後押しするのに役立ち、インフラの改善で、より多くの投資家がカンボジアに来るだろう」と話した。