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カンボジアの最大手通信会社の「メットフォン」が火曜日、国内の学校に無料インターネット環境を提供するという内容で、教育・青少年・スポーツ省との覚書を締結した。
メットフォンは五カ年計画のもと、全ての公立学校、教員養成センター、大学、各州の教育局やプノンペンの省本部に、計1000個以上の無料インターネットを設置する予定だ。
メットフォンのゼネラル・ダイレクターであるグエン・タン・ニュオン氏は、「この計画は、カンボジアの教育の強化にとって重要なものだ。メットフォンは今後も教育省との協力関係強化に取り組みながら計画を推進し、この計画によってカンボジアの多くの若者の可能性を広げることを期待している」と語る。また、計画の成功のためには教育省による強力なリーダーシップが必要であると強調した。
ハン・チュオンナロン教育大臣は、「メットフォンによる無料インターネットサービスにより、オンライン教育サービスの実現が可能になる。カンボジアの学生らは更に多くの学習機会や選択肢に恵まれるだろう」と話す。
また、全国の教員養成センターのうちIT環境等が整っている39校でオンラインコースを導入中であり、今後はオンラインで生徒の出席を管理するソフトウェアも導入予定だ。