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カンボジア商務省の発表によれば、今年上半期の石油・ガス輸入量が30万2776トンと、昨年同時期の43万4288トンと比べて30%減少したという。ガス輸入総額は1億1500万ドルで、昨年同時期の2億5800万ドルと比べて約5%低下している。
クメールタイムズ紙によると、商務省は原因を消費者・ビジネス間の需要が落ち込んだこととしている。
一方で、石油会社PTTカンボジアによれば、ガス輸入量減少は相対的なものであり、今年5か月間の同社の石油販売量は昨年同時期と比べて92%増加したという。世界的な価格下落の影響と見られる。
PTTカンボジアのマネージャーによれば、航空業界における石油需要は40%上昇しており、次いでディーゼルとガソリンの日常消費量は10%増加したという。
現在、プノンペンのガソリンスタンドにおけるガソリン価格はハイオク1リットルあたり0.87ドルとなっている。