(c)Phnom Penh Post
プノンペン自治港(PPAP)は先週、初めての一般株主総会を開催し、独立取締役会の第一期役員を選任した。プノンペンポスト紙によれば、これはコーポレート・ガバナンスにおける更なる透明性の確保を目的としている。
独立性のある取締役としては既に「社外取締役」が一般的になっているが、企業から便宜を受けて独立性を失ってしまうという問題が表面化したため、社外取締役よりも独立性が高く、企業監査に長けた者を独立取締役として取締役会に迎え入れる動きが近年、生じてきている。
PPAP事務局長のコン・チャンニー氏によれば、独立取締役は任期3年となっており4人が選出された。同氏は「民間を内部に受け入れたことで議論もより活発化するだろう」と語った。