(c)Cambodia Daily
5月30日、カンボジア中央銀行(NBC)の年次報告書で2015年はインフレ率が大幅に減少したことをカンボジアデイリー紙が報じている。報告書によると2015年のインフレ率が低い原因はガソリン価格の低下とカンボジアとマネーサプライの影響によるという。
2015年のインフレ率は1.2%で前年同期の3.9%から2.7ポイント減、そしてガソリン価格は2015年末に3900リエルで同5090リエルから23%減少している。
地元の石油販売代理店PTTの責任者は、「国際市場での価格減少も要因の一つだが、さらに商業省からの要請でカンボジアの石油会社が価格を下げた結果によるものだ」と語っている。
NBCのチア・チャント総裁はガソリン価格が来年には安定すると予想していることを報告書で述べた。